2021/05/27
39日目。
本日の走行ルートはこちら。
させぼライダーハウスを出発。昨日は大雨で気が付かなかった、太平洋戦争で使用された無線施設。針尾送信所を見学。
そして、またまた昨日通ったけど全然気が付かなかった、渦潮が見える橋、西会橋を見学。
ライダーハウス周辺を観光したら、今度は佐世保市内へ。本場の佐世保バーガーを食べるべく、ハンバーガーショップひかりへ。
市街を抜け、九十九島の展海峰で眺望を満喫したら、いよいよ本州最西端である神崎鼻へ向かう。
最後に神崎鼻から少し北上して、平戸市から生月島に渡って島を観光する予定。
今日はだいぶ詰め込んでしまった。
させぼライダーハウスを出発したら、まずは針尾送信所へ。
昨日、ライダーハウスのご主人に教えていただいたスポット①。
針尾送信所。
太平洋戦争の引き金となった、「ニイタカヤマノボレ1208」の暗号を送信したのがここの送信所だという説があるらしい。しかし、その証拠となる文書などは未だ見つかっていない。
137メートルの無線塔3基が、それぞれ正三角形の頂点の位置に並んで立っている。
内部。
アンテナや防振装置が残されている。見上げるとすっげー高くて、くらくらしてくる。
送信所。
壁にツタが生え、役目を終えてひっそりと佇む建物のなんと美しいことか。
中は暗くて、ひっそりとしている。
暗闇に今も彷徨うナニカがいるのでは…なんて考えると怖くなる。
下の写真は倉庫。バッテリーに使用する硫酸を保管していたことから、ここだけ部屋の劣化が著しい。
針尾送信所を見学の後は、うず潮が見られる西海橋へ。
ライダーハウスのご主人に教えていただいたスポット②
見られるかなーと思ったけど、やっぱり渦は巻かず残念。でも4月と5月は、渦潮が発生しやすい季節らしい。
ちなみに、ライダーハウスの主人が言っていた話だが、この橋は有名な自殺スポットで、渦に身を投げると海底に引き込まれ、2ヶ月は遺体が上がってこないんだとか…。
今度は佐世保市街地へ。佐世保は軍港の街だけに、造船所やら船やらがいっぱい。
道がやたらと入り組んでて、お目当てのハンバーガーショップの近くを、ぐるぐると3週ほどしてしまった。
ようやく、ハンバーガーショップひかりさんに到着。
スペシャルバーガー。
パティ・ベーコン・あっつあつでとろけるチーズがたまらない。しかし、佐世保バーガーの定義は何だったんだろう?
お腹がいっぱいになったら、今度は展海峰へ。
もう少し佐世保市内を満喫したかったけど、バイクを止められるところが見つからず断念。
九十九島のパノラマが広がる。
晴れていれば言うことなしだったけど、雨じゃないだけかなりマシ。
今度はいよいよ本州最西端、神崎鼻へ。
佐多岬では文字通り死ぬ気で岬に向かったけど、神崎鼻は難なく到着。
午後からようやく少し晴れてきた。やったぜ。
そして…。
日本本土最西端の碑に到着!
九州についてから2週間くらい経つかな。雨でいろいろ大変だったけど、来てよかったなあ…。
最西端の碑から少し登った先に、本土4極の位置が示されたモニュメントを発見。
今度は最北端と最東端。待ってろよ!北海道!
今度は平戸島を経由して、生月島の北端にある大バエ灯台を目指す。
島の西側にある生月島サンセットウェイを通って北へ。
このサンセットウェイが、も〜最高な道。後で知ったけど、クルマのCMにもよく効く使われる道だったみたい。
またここは走りに来たいところ。
雄大な景色を横目にバイクを走らせる。
ライダーとして、これほど幸せな瞬間はない。
大バエ灯台に到着。
碆(はえ)は岬状に海に突き出た岩礁の事をいう方言なんだって。
最果て大好きマンにはたまらん光景。
今日、明日と天気が安定しているため、すごーく久しぶりにキャンプ。
無料キャンプ場は軒並み閉鎖されてしまっているので、仕方なく有料キャンプ場へ。
中瀬草原キャンプ場。
テント一張2000円とお高いけど、さすがに設備はいい。
なんと今回は初の完ソロ。
周りに誰もおらず、夜になると虫とカエルの鳴き声、漁船のエンジン音が遠くから聞こえてくる。やっぱりキャンプはこうでなくっちゃあ(ご満悦)
管理人の兄さんから、平戸に来たらぜひ寿司を食ってくれとおすすめの店を紹介してもらったので、テント設営後に行ってみることに。
よ志乃さん。
なんと特上の握りを2000円で食べさせてくれる。ネタもいいけど、シャリがすごく美味くてびっくり。
カウンターに座ったので、写真は遠慮した。
ご主人と女将さんの人柄の良さで、本当に居心地のいいお店だった。ここはまた平戸に来たら、ぜひ再訪したい。
平戸の町並み。
けっこう観光で賑わう町みたい。今度はここに泊まって、よ志乃さんでゆっくりとうまい魚をアテに日本酒といきたい。
キャンプ場に戻ったら、お茶して一服したらブログ書いて就寝。
明日はいよいよ本州に戻る予定。長かった九州とも、明日でお別れになるかな。
ではまた明日。
本日の支出