2021/06/05
48日目。
本日の走行ルートはこちら。
3日間滞在した鳥取とも今日で一度お別れ。
お世話になったホテルユニオンプラザを出発し、まずは昨日行きそびれた砂の美術館へ向かう。
出発して10分ほどで砂の美術館に到着。
毎年テーマを変えているようで、今年のテーマは「砂で世界旅行 チェコ&スロバキア編 〜盛衰の歴史と神秘の残影を訪ねて〜」だそう。
砂像がたくさんあるので、いくつかかいつまんでご紹介。
ボヘミアン・パラダイス。
景勝地であるボヘミアンパラダイスの自然と、当時この地で暮らしていたスラブ人たちを表現した像だとか。
これ全部、砂で出来てんのかよぉ!? 輪郭の滑らかさとか、とても砂でできているようには見えないぞ。
スピシュ城とモンゴルの襲来。
スロバキア東部にある廃墟の城、スピシュ城は、かつてモンゴル帝国軍から国を守るために建てられたんだとか。
馬の筋の隆起や、たてがみの陰影がすごくて今にも動き出しそうな迫力。
モンゴル人兵士の表情や顔の皺、細かな鎧の表現も凄まじい。
リブシェの予言。
かつてチェコは予言の能力をもつリブシェが治めていたそう。彼女は丘の上に立派な城が立っている未来の様子を見て、そこに城を建てるよう命じた。それがプラハ城の始まりの伝説なんだとか。
リブシェの美しさもさることながら、装飾の細やかさがすごい。さっきからすごいすごいしか言ってないけど、本当にすごい(語彙消失)
カレル橋とヴルダヴァ川の風景。後ろがプラハ城。
4人の芸術家による合作。思わず言葉を呑む迫力。砂像は重力との闘いだそうで、少しずつ、崩れないか確かめるように削っていくらしい。それでもどこをどれ位削ったら崩れるかは正確にはわからないため、最終的に培った勘で削っていくとのこと。
本当におみそれしました。
上から見た砂像。
砂の美術館がこんなに楽しめるスポットだとは思ってなかったから、余計に感動の嵐だった。
また鳥取に訪れたときは、砂の世界旅行に連れて行ってもらいたいね。
お次は、但馬漁火ラインで沿岸に沿って走り、余部鉄橋「空の駅」へ。
高さ40mの巨大な鉄橋。現在は3脚のみを残してコンクリート製の柱に置き換わっている。
鉄橋ができたあとも日本海から近いことからサビによる腐食がひどく、維持は相当大変だったとか。
クリスタルタワーと呼ばれるエレベーターで鉄橋へ。
現在も、もちろん空の駅は現役。となりのレールは昔使われていたものなのかな?
毎日バイク乗ってるのにバランス悪くてフラフラしてるw
お腹が空いたから道の駅あまるべで早めにお昼。
夜はキャンプの予定で、カップ麺になりそうだからちょっと贅沢。御膳だといろいろ副菜があるから嬉しい。
余部鉄橋を見学したあとは、城崎温泉に向かって再び但馬漁火ラインを突っ走る。
今日はすごく澄んだ青空で、思わず止まって撮った写真。
日本海は海がきれいでいいなあ。
城崎温泉に行く前に、ちょっと寄り道。
玄武洞公園へ。ここも柱状節理が有名なスポットらしい。
柱状節理をわかりやすく説明したイラスト。
わかりやすいけど、玄さんって誰だよ(当然の疑問)
上から玄武洞と青龍洞・他にも白虎洞・北朱雀洞・南朱雀洞があったけど割愛。
こんな美しい模様が自然の手でできたものなんだから、自然ってすごいよねえ…。
玄武洞見学のあとはまたまた寄り道。
但馬牛はまだ豊岡店さんで、但馬牛をお土産に買うついでに、おやつに但馬牛メンチカツを頂く。
注文してから揚げてくれたからあっつあつ。
メンチだと但馬牛の味はよく分からんけど、とりあえず美味しい(小並感)
寄り道のあとはようやく城崎温泉へ。
駐車場がわからずさまよい、偶然見つけた御所の湯さんでひとっ風呂。
御所の湯。
なんと、滝を見ながら入れる露天風呂。お湯はけっこう熱めだけど、つい長風呂しちゃういいお湯だった。
洗い場の天井が女湯に繋がってて、話し声が聞こえてくるのもよかった♡
城崎温泉の街並み。
なんか若い人にも人気のスポットみたいで、歩いてる人みんな大学生みたいな人ばっかりだった。レトロな感じが受けるのかね。
城崎温泉は他にも7つ日帰り温泉があり、1300円で一日入り放題の「ゆめぱ」が利用できる。
城崎温泉でお風呂を済ませたらキャンプ場へ。今日お世話になるキャンプ場は、タカジンランド久美浜オートキャンプ場さん。
有料キャンプ場だけど、まわりに安宿も快活もなかったから仕方ない。
林の中だから虫は多いけど、夕日がきれいだった。
京都は緊急事態宣言中なので残念ながらスルー。明日は福井県入りして、敦賀でゴールにしようかと思います。
ではまた明日。
本日の支出