初心者ライダー旅日記

バイク初心者・キャンプ初心者・長旅も初心者…。初心者尽くしライダーの日本一周ツーリング奮闘記!

2021/07/25

72日目。

本日の走行ルートはこちら。

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今日は倶知安町から羊蹄山の周りを一周。その後、神威岬を目指していきます。

倶知安町のホテルからスタート。
倶知安アイヌ語の「クッシャニ」から来ているらしく、クッシャニは尻別川支流、倶登山(くとさん)川の旧名で、「クッ・シャン・イ」で「くだの(ようなところ)を・流れ出る・ところ」の意、とのこと。
くっちゃんって響きが可愛い。


まずは町を出て羊蹄山を反時計回りに回っていく。
町から10分ほどのところにダチョウ牧場という面白そうな牧場を見つけたので向かう。


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ダチョウ牧場。
今日も晴れで牧場から羊蹄山がばっちり見える。ダチョウもいっぱいいて可愛いけど、近づくと啄まれるらしいので注意。
ちなみに入場無料。


かわいいダチョウたちを見て癒やされたら、お次は羊蹄山自然公園に向かう。
途中、羊蹄山がすごくきれいだったのでつい止まって一枚。


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羊蹄山をバックにひたすら真っ直ぐな道路。まさに北海道という感じで気分が高揚してくる。


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羊蹄山自然公園に到着。
ここは羊蹄山の麓にある公園。キャンプ場も併設されていて、札幌から来ている人がいっぱい。
設備も整っているから、ここでのんびりキャンプするのもいいかも。


お次は羊蹄山の東側へ。羊蹄山の湧水が吹き出す、ふきだし公園を散策。


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羊蹄山の湧水は本当に透き通っていて、池が真っ青に見える。日差しは暑いけど、涼し気な風が吹いてきて心地いい。
紅葉した楓は「ノムラカエデ」という楓だそうで、春と晩秋に2回紅葉するらしい。いまは真夏だけど、木によって違うのかな?


のんびり散策していると、何台も車が入っていくお店を発見。調べてみると、ジモティーに人気のお蕎麦屋さんらしい。今日のお昼は決まってなかったので入ってみることに。


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一心庵さん。
運良く一席開いてるところに座ることができた。かしわ蕎麦を注文。


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けっこうお蕎麦がたくさん盛ってあってボリューミー。細めでつるつる、腰があって美味しい。
かしわは知床鶏を使用しているそうで、出汁に旨味が溶けてて美味。大きいお肉が3切れも入っていて十分お腹いっぱいになった。
他にも野菜が入った納豆そばや天丼もあるので、また訪れてみたい。


公園を散策して汗をかいたので、公園の前にある京極温泉でひとっ風呂浴びてから次に向かうことにした。


京極温泉さんで入浴。料金は600円。
またしても写真忘れ。お風呂のとき写真忘れるのは何ででしょうね?
中はいくつかお風呂がある大きめの銭湯。ラベンダー風呂があると口コミにあったけど、今回はゆず風呂だった。日によって違うのかな。


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お風呂を出たら高橋牧場さんの飲むヨーグルトを頂く。なんの気無しに買って飲んだらすごく美味しくてあっという間に完飲。


時間はもう13時。今日は神威岬から小樽まで行く予定のため移動再開。
ニセコパノラマライン、岩内町を経由して神威岬へ向かう。
山を登っていく途中で大湯沼に寄り道。


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毎分1000lの温泉が吹き出す沼で、120℃のガスにより水温60℃になるそう。
以前は間欠泉が吹き出していたそうだけど、明治末に英国系のハウル社という鉱山会社が硫黄を大量に引き上げたら間欠泉が吹き出さなくなってしまったとか。


お次は神仙沼レストハウスに駐車。
レストハウスから木道を15分ほど歩いたところにある、神仙沼という沼へ。


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草木に囲まれた木道をひたすら歩く。狭いからすれ違うのも大変。
10分ほど歩くと視界が開け、湿原に到着。


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神仙沼高層湿原。
分解されなかった泥炭により雨水が涵養せず、雨水のみで維持されている湿原だそう。
風に草木がなびいてすごくきれいな風景。穏やかで、まるで自然に抱かれているような気持ちになってなんだか涙が出そうになってしまう。


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歩くこと15分。神仙沼に到着。
別世界に来たような景観と神秘的な雰囲気で、「神仙人の住みたもうところ」という印象から神仙沼と名付けられたんだとか。


再びレストハウスに戻ったらパノラマラインの下りを激走。下りは荷物積んでいても早く走れるから楽しい。


岩内町を経由して海沿いへ。海沿いをしばらく走ったら、道の駅「オスコイ! かもえない」で休憩。


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オスコイ!って何だよと思い調べたら、ニシン漁のときに船を漕ぐ掛け声なんだって。
オスコイ!😠 オスコイ!😠

休憩中、お隣のライダーさんとお話。なんの気無しに止めた隣の赤いカブが、なんと牛久ナンバー!
しばらくおっちゃんと話して、お互いの旅の無事を祈り別れる。


おっちゃんと別れたあと、神威岬に到着。
すごい辺鄙な所にあるのに、駐車場にいっぱいの車が。日曜といえど、こんなに人がいるとは思わなかった。
岬の先端までは徒歩20分ほど。日差しは暑いし、人が多くてマスクも外せないしでなかなかのしんどさ。


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でも景色は本当に最高。コバルトブルーの海は「積丹ブルー」と呼ばれているらしい。


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大汗をかきながら歩き、ようやく岬の先端に到着。
先端に見えるのは神威岩というらしい。最果て感が実に良き。


先端から再び駐車場まで歩いて、17時頃駐車場に到着!
アクセスが悪く、着いたあとも坂や段差も多くて少し大変だけど、ここの絶景と海の青さは唯一無二。ぜひ訪れてみてください。


神威岬駐車場を出たら、小樽までまっすぐ。
1時間ほどで小樽に到着し、今日お世話になる小樽グリーンホテルへ。
安いドミトリーでも割と広いし、ホテルの立地もよい上にシモンズ製ベッド。もう何もいらないw


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バイクがいっぱい。さすがライダーの聖地。


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今日は小樽観光はせず、シャワーを浴びたらセコマの食事と、北海道限定サッポロクラシックで乾杯。
セコマは茨城にもあるけど、食事を買ったことはなかったから本当にパスタが100円で売ってて驚き。しかも美味えw

晩酌が済んでごろごろしてたら気づいたら寝ていた。
明日は小樽に滞在し、のんびり観光していこうと思います。

ではまた明日。


本日の支出

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