2021/08/07
85日目。
本日の走行ルートはこちら。
今日は帯広グルメや、ばんえい競馬を楽しんだ後、襟裳岬に向かっていきます。
西帯広のライダーハウスからスタート。寝具は有料だから床に寝たけど疲れていたからよく眠れた。
今日はバイクのオイル交換をしないといけないので、のんびり10時前にチェックアウト。オイル交換が済んだら帯広競馬場へ。
競馬場の敷地内には土産物屋さんも併設されていてすごく大きい。現在、ばんえい競馬を見ることができるのは世界中でここ、帯広競馬場だけなんだって。
まずは輓馬や馬の歴史について知ることができる資料館へ。
当時使われていた道具や輓馬の説明など、いろいろな展示があって見応えがある。ばんえい競馬を見る前に予習しておくと、より楽しめるかも…たぶん(適当)
資料館を見学したらいよいよ競馬場内へ…と思いきや、開場は13時から。
まだたっぷり時間があるので、周辺のスイーツ巡りや観光をして時間をつぶすことにした。
まずはやっぱり六花亭本店。
本店だけあってすげえオサレな店構え。
ここでは賞味期限その日までのサクサクパイが食べられる。
サクサクパイ。
コルネ状のパイの中にたっぷりの生カスタードクリームが。クリームも美味しいけど、パイのサクサク具合が堪らん。
あっという間に食べ終わったら、今度は別のケーキ屋さんへ。
クランベリー本店。
スイートポテトが人気のケーキ屋さん。スイートポテトは100グラムからしか売ってないため、今回はポテトパイを注文。
残念ながら喫茶コーナーが利用できないため、お店の外でいただく。
スイートポテトが濃厚で堪らん。今日は堪らん堪らんばっかり言ってるけど本当に美味しい。
しかし、無精ひげ生え散らかしたおっさんがバイクの前でケーキ食ってんのは職質すれすれな気がするw
帯広スイーツに満足したら今度は少しバイクでお散歩。帯広市内から少し離れた駒場白樺並木へ。
白樺並木が美しい写真スポット。ひまわりもたくさん植えられていて、北竜町のひまわりの里を思い出す。
きれいなスポットなんだけど、下が砂利だから走るのにちょっと苦労したw
帯広に戻ってきたらもう13時前。再び帯広競馬場へ。
ばんえい競馬を見に、たくさんの人が訪れていた。
密は避けたかったけど、どうしてもばんえい競馬を見たいから列に並ぶ。
予定通り13時開場したら入場。
第1レース開始は14時40分から。当方、競馬の知識が全く無く、馬券の買い方もわからないため初心者コーナーで馬券の買い方や賭け方の種類なんかをレクチャーしてもらった。
スタッフさんはすごく丁寧で、僕のような初心者でも安心。
14時過ぎ、パドックに出場馬たちがお目見え。
サラブレッドと違って、みんなデカくてムキムキして逞しすぎる見た目をしている。
第一レースはみんな3〜4歳の牝。馬の目がどうとか落ち着きがあるかとか見るらしいけど、トーシローの自分には当然わからないため、直感で購入!
4番のホクショウムサシと、8番のマルオコウリキの馬券を購入。賭け方なんてさっぱりわからないから、シンプルに単勝と複勝にしてみた。
4番単勝に千円、8番複勝は百円。
レースの時間が近くなると会場がソワソワしだし、熱気に包まれてくる。もし単勝の馬券が当たったら4千円になると思うと、僕もなんだかソワソワw
いよいよレーススタート!
馬たちが砂煙を上げながらコースを走っていく。コースには坂が2つあり、2つ目の急な坂をどう攻略するかがばんえい競馬の一番の見どころ。
今回のレースでは、重りを乗せたそりと騎手合わせて約600キロの重さ! レースによっては最大で1000キロにもなるという。
ここでなんと、単勝で賭けた4番のホクショウムサシがトップで最後の坂を抜けた! あとはゴールまでの直線のみ!
これは勝った! 4千円だ!! 今夜はご馳走だ!!!
と思いきや、坂を登った疲れで足が止まった隙に2番サダノブラボーが猛烈な勢いで追いかけてきた!
逃げて! 逃げ…!!
差されたあああァ…!! 俺の4千円があああ!!!
と、大変盛り上がってしまったw
騎手と息を合わせて坂を登っていく姿を見ると、こちらもつい熱くなって応援してしまうこと間違いなし!
馬券を買うとさらに盛り上がるので、ぜひお気に入りの馬に賭けてみてください。
かっこいいばんえい馬たちに元気をもらった後は、帯広の有名な豚丼屋さんへ。
元祖 豚丼のぱんちょうさん。
豚肉の枚数によって、松から梅、最大で華まである。今回は梅を注文。
ちなみに普通は松が最上位だけど、店主の奥さんの名前が梅さんらしいので、このお店では梅の方が上位になっているとか。
豚丼 梅。
甘辛い醤油ダレを漬けて焼いた照りってりの豚はご飯にピッタリ。豚、めし、豚、めしと箸が止まらない。
あっという間に完食。帯広は豚丼のお店がたくんさんあるから食べ比べしてみたい。
豚丼でお腹いっぱいになったら帯広を離れ、今日の宿泊予定地の襟目岬近くのキャンプ場へ。
襟目岬までの海沿いの道はトンネルが多く、トンネル内は凍えるほどの寒さ。あまりの気温差にトンネル内は霧に包まれ、なんだかこのまま異世界にたどり着いてしまいそうな恐ろしい雰囲気。サイレントヒル的な(ゲーム脳)
凍えながらトンネルを抜け、岬の近くに出るとちょうど夕日が。
あまりの夕日の美しさに思わず立ち止まって撮影。
襟裳岬は何もなさそうだったから行くか少し迷ったけど来てよかった。
本当に北海道の自然の素晴らしさには、何度だって感動してしまう。
その後、無事に百人浜オートキャンプ場に到着。
フリーサイトなら310円で、地面は平らで芝。管理棟にはシャワーとランドリーがあり、近くに温泉施設もあって設備は抜群。ちょっと電波が弱いけど場所が場所だから仕方ない。
襟裳岬だけあって風が強い日も多いみたいだけど、今日は風もなくて楽に設営できた。
お風呂に入って洗濯も済ませたらブログの下書きして就寝。
明日は襟裳岬を観光し、苫小牧方面に走っていきます。
では、また明日。
本日の支出