日本一周に持って行ったアイテム紹介
いよいよ日本一周後半戦出発の前日になりました。
ようやく梅雨も明けたようなので、断腸の思いで愛しいわが家とお別れして北海道を目指していきますw
この記事では日本一周前半戦に持っていったキャンプギアのレビューと、持っていったけどあまり使わなかったものをご紹介します。
キャンプギア
サーマレスト Zライトソル
キャンプでも睡眠の質を良くしようと考え、テント・マット・寝袋は中華ブランドではないものを購入しましたが、結果的に大正解でした。
折りたたみ式マットは持ち運びはかさばるものの、パッと開くだけで設営ができるのが一番のメリット。もちろん撤収も折りたたむだけ。
設営・撤収作業の時短につながります。
寝心地も芝生や柔らかい土の上だったらふかふかで気持ちよく寝られました。
砂利っぽい土だと少し硬さを感じますが、それでも寝られないほどの硬さではありませんでした。
底冷えもしっかりシャットアウトしてくれます。4月下旬に山の中のキャンプ場でキャンプしましたが、地面からの冷え込みを感じることなく寝ることができました。寝袋の性能が足りなかったので、結局起きてしまいましたがw
お値段はちょっと高めですが、20泊ほどしてもへたることなく耐久性も上々です。安いマットを何度も買い換えるより、こちらの方がコスパに優れているかもしれません。買って満足しているマットです。
モンベル アルパインダウンハガー650 #3
廃盤のアルパインダウンハガー650 #3。
アルパインでない650 #3は販売しているようです。
省スペース化のために化繊ではなくダウンシュラフを購入しましたが、少し奮発してダウンシュラフを選択してよかったです。
やはり化繊に比べて小さくまとまるのは、キャンプツーリングにおいては何ものにも代えがたいメリット。
コンプレッションバッグを使えば更に省スペース化できる上、耐水性のあるバッグなら雨天時のシュラフの保護にもなり一石二鳥です。
日本一周では荷物の量が非常に多くなるので、迷わずダウンシュラフを選択していいと思います。
アルパインダウンハガーだと軽い代わりに伸長率が落ちるようで、少し窮屈に感じる時がありますが、気になって眠れないほどではありませんでした。
登山はともかく、キャンプツーリングであればわずかな重さの違いは気にならないので、アルパインではなく通常のダウンハガーの方が伸び伸び寝られるかと思います。
春先に山の中でキャンプしたときは流石に寒かったですが、ウルトラライトダウンなどを着込めば寝られないほどではありませんでした。
これは人にもよるので一概には言えないですが。
モンベル クロノスドーム2型
キャンプツーリングの定番テント。
定番なだけあって、簡単設営・ちょうどいいサイズ・収納時もコンパクトと本当にいいテントです。
色はオレンジを選択しました。オレンジは虫が寄ってくるとレビューがありましたが、実際には気になるほど虫が寄ってくる印象はありませんでしたね。
難点を挙げるとしたら、組み立てたポールをインナーテントの四隅の穴に通すのがやりにくいくらいです。
簡単設営で、僕のような初心者キャンパーにはぴったりでした。
付属のVペグは曲がりそうだと心配していたのですが、少し硬めの土でも全く問題ありませんでした。曲がらずグイグイ刺さってくれる上、アルミで軽量なのでキャンプツーリングにはぴったり。
ペグハンマーはダイソーの300円のミニハンマーを使用しています。コンパクトで、背面の釘抜もペグを抜くときに使えて非常に重宝しています。
moon lence ミニローテーブル
軽量コンパクトで安価なのが利点。だけど、それだけ。
とにかく組み立てが面倒で今はあまり使用しなくなりました。
長く使用するならフィールドホッパーのように開くだけで使えるテーブルの方が良さそうですね。
G.G.N. アルミクッカー
アマゾンブランドのアルミクッカー。
お湯を沸かすだけであれば必要十分な性能で満足しています。
袋ラーメンもできるけどちょっと窮屈。
ケースに入れたイワタニ ジュニアコンパクトバーナーや、折りたたみスプーンと箸をスタッキングできて省スペース化に貢献してくれています。
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー
多くのキャンパーに愛されているアイテムだけあって文句なく使いやすいです。
強いて挙げるなら風に弱いのが弱点。
少し風が吹いていた日に使用していたら、火が流れてクッカーの柄のラバー部分が溶けてしまいました。風の日は風防が必要ですね。
あとは使う前に足と五徳をカチャカチャ組み立てるのがちょっと面倒です。
でも、凝った調理をしないのであれば本当にこれで十分。
CB缶だから燃料を調達しやすいのも嬉しいところ。3分ほどで500ml程度なら沸かしてくれるので火力も十分。
非常にコンパクトになる所もキャンプツーリングにはぴったりで、キャンプの頼もしい相棒です。
ジェントス LEDヘッドライト
お手頃価格で、足元を照らすのに十分な光量で満足しています。
夜間にトイレに行くときにヘッドライトはやっぱり必要ですね。電池式のため、メインのランタンのバッテリーが切れたときも安心。
Beszing LEDランタン
中華製ランタンだけど使いやすくて気に入っています。バッテリーも5200mAhと大容量。
2、3日続けてキャンプしてもまだまだ半分近くバッテリー残量があり、余裕がありました。
バッテリー式だと電池式よりランニングコストに優れるのも嬉しいところ。
光量もソロキャンプなら十分です。テント内を明るく照らしてくれます
欠点は光量の調節が面倒なところ。明るさ調節ボタンを1、2秒長押しする必要があり、細かな調整がやりにくいです。
そして充電がmicro USB端子なのもちょっと面倒。C端子だと嬉しかった。
ただそれ以外は満点。コンパクトで、ころんとしたデザインもかわいくて気に入っています。
ワークマン ライトスリッポン
FC010 LIGHT(ライト) スリッポン | 作業着のワークマン公式オンラインストア
ワークマンのキャンプ向けスリッポン。
ライトの名前の通りで、他の靴と持ち比べてみると、とにかく軽いのに驚き。
キャンプはもちろん、街歩きでも活躍してくれて重宝しています。
履き心地も悪くなく、熊本の日本一の石段もこれで歩きましたが、足の裏が痛くなることはありませんでした。
もちろん他の場所はひどい筋肉痛になりましたがw
使わなかったもの一覧
- 予備のブレーキパッド
ブレーキパッドの摩耗が心配で持って行ったけど、道中で替えることはなかった。
小さいのに意外と重くて、無駄にカバンを重くしただけになってしまった。
- ヒートテック・冬用靴下
4月下旬でもモンベルのソフトシェルジャケットと、ウルトラライトダウンがあったらいらなかった。もちろん個人差あり。
衣類はかさばるから無駄に持っていくと面倒。
- ツーリングネット
荷物が増えたときの為に持っていった。
シートバッグの上にネットかけちゃうとバッグの開閉が面倒になるし、そもそもネットを使うほど荷物が増えることがなかった。
- ヘルメット用巾着袋
ヘルメットの持ち運びが楽なのはいいけど、いちいち出し入れするのが面倒になった。
駐車場がホテルからよほど離れてるような状況でもなければ必要ないかと。
- 化粧水
百均の小さなボトルに詰めて持っていったら口から漏れてきて、ほとんど使うことなく捨てるハメに。
ちなみにボトルはセリア製。
まとめ
以上が日本一周前半戦で持っていったアイテム達の感想でした。
もちろん人により必要なものは違ってくると思いますが、大事なのは 持っていくものを減らせば減らすほど旅が楽になる ということ。
荷物が増えるほど、物の管理や積み下ろしが大変になります。一泊二日で帰る旅ならいいですが、長期の旅になると毎日の荷物の積み下ろしはけっこうなストレスになります。
荷物が多いとその分バイクの挙動も鈍くなりますし、取り回しや低速時の扱いも難しくなります。立ちごけのリスクも高まるので、なるべく荷物を最小限に抑えるのが長旅のストレスを溜めないためのコツだと感じました。
この記事が日本一周を考えているライダーの方の参考になれば幸いです。
後半戦が終わったらまた追記できればと思います。
明日から日本一周後半戦がスタートします!
また、ちまちまと日記をつづっていきますので、暇なときに見てやってくださいw
では、後半戦の記事でお会いしましょう!(・ω・)ノシ