2021/08/06
84日目。
本日の走行ルートはこちら。
今日は快活クラブ釧路店を出発。釧路湿原や丹頂鶴自然公園を観光後、阿寒湖のアイヌコタンを目指します。
快活恒例、他のブースからの物音で目を覚ましたら、身支度して無料モーニングを頂いて出発。
駐車場には北海道ツーリングに来ているライダーさんがたくさん。やっぱりライダーの第二の実家は、快活なんやなって…(しみじみ)
出発したら、まずは釧路湿原展望台に向かう。市内から15分ほどで展望台に到着。
展望台だけでなく、丹頂鶴や釧路湿原についての展示が見られる展示室もある。
2階展示室からは有料で480円。遊歩道を歩いていくとここの展望台よりきれいな景色が見られるので、わざわざここに立ち寄る必要はないかも。
展望台を見学したら、一周2.5kmの展望台遊歩道を散策。
釧路湿原は19,430haもの広さを有する日本最大の湿原。ヨシや木が茂る森の中を木道に沿って歩いていく。
歩いている途中、木道の下に潜んでいたタヌキ達に遭遇。タヌキは非常に臆病な性格らしいので、怖がらせないようにそっと撮影。こういう出会いがあるから自然の中を歩くのは楽しいね。
遊歩道入り口から20分ほど歩き、サテライト展望台に到着。
ここが遊歩道で一番景色のいい展望スポット。
少し歩くけど、施設の展望台よりこちらの方が景色が良くておすすめです。
遊歩道を一周して帰ってきたら、今度は丹頂鶴を見に丹頂鶴自然公園へ。現在20匹ほどの丹頂鶴を飼育しているそう。
この暑さでみんな遠くの日陰にいたけど、一匹近づいてきてくれて写真を撮らせてくれた。慌てて撮ったから金網が写り込んで残念だけどｗ
丹頂鶴はアイヌ語で、サルルンカムイ(湿原の神)と呼ばれるんだとか。
一度は個体数を大きく減らしたものの、釧路の地元の方の協力により、2015年には1632羽が確認されている。
丹頂鶴を見学したあとは、北上して阿寒湖のアイヌコタンへ。アイヌコタンはアイヌ民族の集落のこと。
1時間半ほど走ったらアイヌコタンに到着。
アイヌ民謡が流れ、独特な雰囲気の店が連なる。
お昼にアイヌ料理を食べようと思っていたら目をつけていたお店が満席のため、先に阿寒湖から観光することに。
温泉街を通り過ぎて阿寒湖へ。
阿寒摩周国立公園に含まれる道東を代表する湖だとか。阿寒湖のアカンは、アイヌ語で「不動」の意味。
天気もよく、湖に山と白い観光船が映える。
阿寒湖を眺めてのんびりしたら、先ほど満席だったお店へ。
アイヌ料理の店 ポロンノ
ここは店名の通り、アイヌ料理が看板メニュー。他にも鹿を使ったカレーや鹿丼なんかも食べられる。
ユクセットを注文。ユクは鹿のこと。
ユクオハウ(鹿汁)・アマム(炊き込みご飯)・めふん(鮭の血合いの塩辛)のセット。
ユクオハウは鹿の角切りと野菜が入った塩味のスープ。最初は薄味に感じたけど、食べ進める内にどんどん鹿肉と野菜の旨みを感じるようになってすごく美味しい。
アマムは豆が入った炊き込みご飯。豆が甘くて、塩辛いめふんと良く合う。
めふんは鮭の腎臓らしく、鮭一匹からわずかにしか取れない珍味。鮭の味をすっごく濃厚にしたような味。
アイヌ料理を楽しんだら、お次はオンネトーへ。
山道を20分ほど登って展望台に到着。
オンネトー展望デッキ。
北海道では展望スポットに来るとき晴れることが多くて天気運に恵まれている。屈斜路湖は残念だったけどｗ
オンネトーのオンネは、「大きな」とか「年老いた」という意味なんだとか。
オンネトーを眺めたら、足寄・士幌町を経由して一気に帯広へ。足寄も牧場が多く、たくさん牧場の看板を見かける。
走っていると、ソフトクリームや軽食が食べられるお店を発見。おケツも痛くなってきたので、休憩がてら寄っていくことに。
みどりちゃんのOMISE
ここでソフトクリームを頂いたけど、すげえ美味い…！ 旅の間に食べてきたソフトクリームの中でも、一二を争うレベル。
4種類の果物のソースがかけ放題なのも嬉しいところで、今回はカシスのソースをかけてみた。このソースがまた美味い。
足寄に訪れたらまた食べに来たい絶品ソフトでした。
休憩が終わったら、帯広まで100キロの道のりをまた走り出す。士幌町に着いたところで、おケツが2つに割れてしまいそうな位に痛くなってしまったのでまた休憩。
今度は道の駅 ピア21しほろで休憩。
写真が見にくくてて申し訳ない。
すごくきれいな道の駅で、観光客以外にもジモティーらしき人たちも多く来ていた。
特産品を見ていると、生産者還元ポテチというのを発見！ 通常はお店に出回らないそうで、レア度高し。今日の酒のつまみに購入！
帯広に到着したら、稚内でもお世話になったレッドバロン バイクステーション帯広へ。
お店の前に来てみると、シャッターが閉まっている…。まさかと思ったら、やっぱりコロナのため臨時休業…。お昼に電話したけど出なかったのはこのためか。
がっかりしてても仕方ないので近くの宿泊施設を探すと、ライダーハウスを発見。電話してみるとまだ部屋が空いているそうなのでお世話になることに。
RIDER HOUSE CAFE Pitさん。
ここはカフェも営業しているライダーハウス。一泊千円の破格のお値段。ちょっと設備は古いけど、この値段で泊まれるなら文句を付けられようはずがございませぬ。
飯食ってポテチとビールで晩酌したら就寝。
明日は帯広市内を観光。ばんえい競馬やスイーツ巡り、帯広名物豚丼など、帯広を堪能したいと思います。
では、また明日。
本日の支出
